はるるっぴさんのブログ

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日本株の買い材料と売り材料

素人のひとりごと日記です。

日本株の好調が続いています。

個別銘柄ではなく,個人投資家にお馴染みの日経平均株価について、
買い材料と売り材料について、思いつくことを書いてみます。
(すべて個人的な考えです)

短期的な株価予想については、マーケットを支配している大物ヘッジファンドの御心次第のところもあります(日本人の理屈が通用しない)

(日記の復習)投資のプロとアマチュアの比較

プロは、相場を動かしている大口の心理になって考える「感性」を養っている
アマチュアは自分の心理で考え、自分の都合で投資する

話を戻します。

ファンダメンタルズから見ると、現在の日本株は割高でしょう。

大物ヘッジファンドもFRBの利上げで債券の含み損があるので、日本株で大きな利益を出すため、仲間と一緒に株価を吊り上げているかもしれません。

いずれにせよ、いきつくところはファンダメンタルズになります。

以前の日記に書きましたが、マーケットをガラスコップに例えると、
高く持ち上げた方が、コップは割れます。

高く持ち上げて割ろうとしているのでしょう。( ;∀;)

みんかぶの会員さんは、くわしい方が多いので、正しくはそちらへ

・・・

日本株(日経平均株価・TOPIX)の買い材料と売り材料

【買い材料】

・空売りが多い

日経ダブルインバースやファーストリテイリング、その他個別銘柄でも高水準の信用売り残が続いています。トータルの信用残の推移でも売り残は高水準、逆日歩銘柄も減っていない。

IG証券の「日本225種株価指数先物」を見ると、77%のIGクライアントが
売りポジションの保有とあります。

売り人気が続いています。

空売りの買戻しは株価上昇のエネルギーになるので、株価にはプラス材料になります。

以前の日記にも書きましたが、大物ヘッジファンドは、今回のような大相場では、売り方をギブアップさせてから、自分たちだけで売って大儲けするのでしょう。

・新規参入組

株式投資をあまり知らない人が、日経平均株価が30,000円を超えたこともあり、新規に参入しているようです。これは、短期的には株価のプラス材料になります。しかし、いずれ、どこかで梯子を外される可能性が高いので、注意が必要です。

・チャートの形

チャートの形がいいです。主な移動平均線がすべて上向きになっています。
株価が暴落しない限り、強い形が続きます。

深いチャート分析ができる個人投資家にとっては、美味しい相場です。

「われこそはプロ」と自信のある個人投資家の方は、すぐ逃げることができるように出口の近くで日本株パーティーに参加されていると思います。

・米国の債務上限問題

これも個人的な考えですが、米国の債務上限問題(茶番劇)の材料を、マスコミを使って報道して、空売り筋を刺激していたと思います。

マスコミを使った情報操作に引っかかって債務上限問題に期待?して空売りを仕掛けた個人投資家もいるでしょう。

マーケットを支配しているユダヤ資本が得意とする
「株価操作」「情報操作」「統計操作」の中の「情報操作」です。

マスコミを使った情報操作には引き続き注意が必要です。

経済にうといことで有名なNHKも、この問題をよく報道していたので、
逆に株価にはプラス材料と思いました。

ただ、この材料はなくなったようです。

【売り材料】

・ファンダメンタルズ

ファンダメンタルズから見れば、今の株価水準で日本株(個別銘柄は除く)を買う理由はありません。金の専門家の豊島逸夫氏も書かれていましたが、海外投資家は、雨宿りの場所として短期的に日本株を利用しているのでしょう。

(ファンダメンタルズについては、長くなるので書くのは省略しますが、
FRBの急速な利上げにより、深刻な問題が出ています)

特に短期では、マーケットはファンダメンタルズ通りには動きません。

「不安だ メンタルズ」とも言われています。

ただ、材料が出ないと株価は大きく動かないので、ファンタメンタルズ分析も重要です。

・ヘッジファンドのポジション

日本株は3月中旬に米国の地銀破綻の問題もあり、日経平均株価で26,000円台まで下落してから、現在(6月2日 終値 31,524円)まで海外投資家の現物と先物の買いで株価は大きく上昇してきました。海外投資家は、先物でもたくさん買っています。

現物で買った分は高値で新規参入してくる個人投資家にバトンタッチしていくでしょう。先物で買った分は、売り方を踏み上げた分だけでは足りないので、いずれ決済します。

将来の売り材料になります。

6月末までには、いったん実現益に変える動きが出てくる可能性もあります。
時期は、どうなるかわかりません!
ただ、想定の範囲内にしています。

ヘッジファンドの先物の買いポジションについては、将来の売り材料と考えています。

逆に、年始、ヘッジファンドによって大きく売り込まれたときは、先物の売りポジションをたくさん保有していたと思いますので、今年の始めは、この材料はプラス材料でした。

今は反対です。

・投資主体別売買動向

最新週も含めここ最近の動向を見ると、

生損保 売り越し
銀行 売り越し
信託銀行 売り越し
その他金融 売り越し
事業法人 買い越し

投信 売り越し
個人合計(現金+信用) 売り越し

そして、

海外投資家 大幅買い越し

事業法人の買い越し額はさほど大きくないので、海外投資家の一手買いと言っても過言ではないでしょう。

現在の株価水準において、この需給で、海外投資家が売りにまわったら、事業法人の少しの額を除いて買う人がいません。(-_-;)

日経平均株価は40,000円になるとか、現在の株価水準は上昇相場の通過点に過ぎないとか、日経平均株価が30,000円を割れることはもうないとか… いろいろと言っている専門家もいますが、海外投資家が長期で日本株を買うことが大前提になります。{他に実力(お金)のある買う主体がいないので} 

海外投資家が日本株の大幅買い越しを続けると、他の売買主体が売り越しても
日本株は上昇するでしょう。

反対に、海外投資家が売りにまわったら、どうなるでしょうか?

(個人が買い越し、海外投資家が売り越しになれば要注意)

・・・

今回のひとりごと日記では、日本株の予想をしている訳ではありません。

日本株の買い材料と売り材料(プラス材料とマイナス材料)について
思いついたところを書いてみました。

熟練度の高い投資家は、リスク管理がしっかりしています。
毎日の株価の動きに一喜一憂したり、落ち込んだりしているようだと、リスク管理ができていない証拠です。

個人的には、昔から純金積立や少額の積立投信(リスク要因が多いので積立額を減らしています)をコツコツしていますが、相場が気になることはありません。

金(ゴールド)、プラチナ、スイスフラン、株式などすべて暴落まちです。

長期投資家が買いを検討するのは、暴落したときだけです。


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