TOPIX -14.41 @2,169
日経平均 -129円 @30,958円
米債務上限問題を巡る与野党協議はまたもや合意には至らなかったため、米株式相場は高安まちまちとなった。しかし、米国のハイテク株の上昇と円安・ドル高の進行を好感して日本株は寄り付き後から続伸した。しかし、後場になると、経済産業省が先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の対象に加える政令を公布したことを嫌気して、東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさハイテク株が大幅安となり、日経平均を押し下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、続伸して高く寄り付いたものの、押し返されて陰線で終わった。ローソク足は売り線である「被せ線」となった。昨日時点で25日移動平均線乖離率が+6.6%、RSI(14日)が90.0%まで上昇していた。そして本日は被せ線が出現した。通常なら、ここから少しは調整するが、さてどういう展開となるか。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、輸送用機器(1位)、鉄鋼(2位)、空運(3位)、陸運(4位)、その他製品(5位)となった。