16日の米株式相場は大幅に反発。ダウ工業株30種平均は前日比359ドル61セント高の8924ドル14セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は81.55ポイント高の1589.89で終えた。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ決定などを受け、幅広い銘柄に買いが入った。 FRBは午後2時20分過ぎ、米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロ-0.25%にすると発表。さらにFRBは国債買い入れなど量的緩和の導入を示唆した。市場予想以上の金融緩和策決定を好感し、FOMC後に株価は一段高となった。ダウ平均は上げ幅が 400ドルに接近する場面があった。