不動産が業種別値上がり率１位・政策発動から底入れの動き

[agawaさん]

前日に続いて不動産株が値上がり率上位に顔を出している。東証１部市場では、日本綜合地所（８８７８）、日神不動産（８８８１）が１位、２位、東急不動産（８８１５）が５位、野村不動産ホールディングス（３２３１）、三菱地所（８８０２）が９位、１０位、新興市場でもファンドクリエーション（３２３３）がストップ高と中小、大手とも快調に上げている。
政府が１５日に住宅・不動産市場活性化のための緊急対策を正式発表したことから安心感が広がってきたこともあるが、「ようやく不動産業界に資金が流入、黒字倒産はじめ新興系不動産企業の破綻が相次いだ異常事態が徐々に正常化してきたようだ。不動産市況は、まだ厳しさは残るものの、下げ基調が終わり、そろそろ底入れ感が確認できそう」とマーケット関係者。