なりゆきさんのブログ
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FOMCに注目
本日(12/16)終値
日経平均 8568.02(-96.64 ) 225先物 8560 ( -70)
★ FOMCの結果発表を控え、模様眺め
市場では0.5%の利下げを織り込んでおり、場合によっては、0.75%もあり得るとのムードだ。仮に、0.75%の利下げとなった場合、日米金利が逆転し、円高に拍車が掛かるとの警戒がある。だが、1ドル=90円割れでは政府・日銀による介入への警戒感も強まるだろう。よって、円相場は乱高下する可能性が高そう。
欧米経済の痛みが相対的に大きいため円高バイアスが掛かり続ける。また、世界景気の低迷は長期化する可能性が高く、資源価格の上昇も見込み難い。新興国通貨も、対円では弱い状況が維持されるだろう。
★ 円高による日替わり物色傾向強まる
円高が業績にマイナスに作用する企業群の株価には中期的な下落圧力が掛かり続けるとみている。円高がメリットになる企業が物色の中心となるだろう。
また、15日、オバマ米次期大統領が、「環境・エネルギー分野への投資で雇用を創出できる」と強調したと報じられている。環境関連も物色されるだろう。
今回の税制改正で目玉となった住宅ローン減税や資金繰り支援策等を背景に、住宅・不動産関連も物色の矛先が向かうとみている。
今日の円高物色の例は 円高+(円高→燃料安) = 三井商船
★ ビッグスリーに関して
年越しは政府援助で可能ということで織り込み済み。今後正式発表されたとしても、市場への影響は限定的だろう。
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