米国株反発 政府の自動車大手救済期待、値ごろ感でハイテク買い

kuma_kuroiwaさん
kuma_kuroiwaさん

 12日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比64ドル59セント高の8629ドル68セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同32.84ポイント高の1540.72で終えた。米政府による自動車大手救済期待などを手掛かりに買いが入った。 前日に米上院で自動車大手救済をめぐる民主・共和両党の協議が決裂した。経営破綻や米景気への悪影響が意識され、米株は大幅安で始まった。売りが一巡すると買い戻しが入った。朝方、政府が金融安定化法に基づいた経営支援を検討すると明らかにしたことを好感し、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターを含め幅広い銘柄に買い戻しが入った。ただ、たとえ金融安定化法による支援が実現したとしても一時的な措置で、自動車大手をめぐる不透明感は根強い。日中は前日終値を挟んで不安定な値動きが目立った。
kuma_kuroiwaさんのブログ一覧