小売のネクストブレイクを考える 〜水戸編〜

[Swankyさん]

小売のネクストブレイクについて考えたい。

「都会にあるけど、まだ全国にはない」っていうのが狙い目だと思っている。ネットがある時代である、探してみればいいのだ。そういえば、浜松で流行るものは全国で流行るみたいなコトを聞いたことがある。こういう手法で考えてみよう。

江戸時代の御三家といえば、「尾張・紀伊・水戸」だが、尾張ではなく、江戸にも縁のある「浜松・紀伊・水戸」と江戸とで比べてみることにしよう。

駅ビルのテナントで探ってみる。まずは筆者もよく知る水戸。水戸には、駅ビルが２つあるが、北口のほうを見てみよう（飲食フロア等は除くことにする）。

• ORIHICA（紳士服のAOKI）
• 無印良品
• ABCマート
• ハニーズ
• ワッツ
• ヴォーナビィーダ（ワッツ）
• ガシャココ（ハピネット）
• ジーナシス、ローリーズファーム（アダストリア）
• ハウスオブローゼ
• ミルフローラ・ドゥ（エステールホールディングス）
• JINS
• グランサックス、ティーズシーズ（サックスバーホールディングス）
• マウジー（バロックジャパンリミテッド）
• ユナイテッドアローズ

例によって、強引だがバフェット・コードで比較してみる。全然知らなかった企業から気になる企業を選ぶと、PBR 1倍割れの「エステール」「サックスバー」。知ってる企業で、PBR 1倍割れは「AOKI」「ハピネット」。

コロナ禍脱出で動意づくのを期待したいのが「ハウスオブローゼ」。韓国では化粧品の売上が急増しているらしいので。

ホントは、尾張・紀伊・水戸で比較するつもりだったんだが、今回はひとまず水戸の分析で終えることにしよう。