投資歴20年のmasaさんのブログ

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米金融不安が日本株にも波及、プライム市場の89%が下落

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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3月13日 月曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、311円安の27832円で取引終了。

米金融不安と欧米株大幅安を受けて売り先行。10時過ぎには500円を超える下げ幅となりますが、その後は少しずつ買い戻されて下げ幅縮小。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は3兆1285億円、出来高は14億7769万株。

値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は1639、変わらずは25銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は19、値下がり銘柄数は206

上昇率の高い順

エムスリー 2.3%高

川崎汽船 2.2%高

商船三井 1.9%高

花王 0.9%高

東海旅客鉄道 0.7%高


下落率の高い順

三菱自動車工業 6.4%安

マツダ 5.9%安

コンコルディアFG 5.2%安

NTN 4.9%安

日産自動車 4.9%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 1.07%安

ナスダック 1.76%安

S&P500指数 1.45%安


米金融破綻の規模としては史上2番目となるシリコンバレーバンク破綻および米国株大幅安は、日本株に大きなマイナス材料。


米国株の項で書いています通り、破綻による影響は限定的という見方がある一方で警戒するべきという見方もあり。まだまだ分からないことが多くありますので、情報待ちといったところです。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 1.67%安

ドイツ(DAX) 1.31%安

フランス(CAC) 1.3%安


シリコンバレーバンク破綻が大きな売り材料となり、欧州市場は全面安。

欧州投資家による日本株売りが出てきたはず。


〇為替相場による影響

1ドル135円から、お昼前には134円を割り込む展開。その後、134円を回復するも直近の戻り(円安)基調から一転しており、株式相場に大きなマイナス材料となりました。


〇破綻後初の取引で売り先行

シリコンバレーバンク破綻後、初の取引になるうえ円高進行。後場に戻していますが、全面安で大幅安となりました。


〇シグネチャーバンクが事業停止

シルバーゲート・キャピタルに続き、シグネチャー・バンクも事業停止。シリコンバレーバンク破綻の影響が出始めています。預金者は払い戻し可能で守られるようですが、金融不安が広がる状況。全貌が見えてくるには、もう少し時間がかかりそうです。


〇銀行と保険が突出した下落率

米金融と同業種となる日本の銀行と保険には大きなマイナス影響。2業種は突出した下落率になっています。


〇急激な円高で自動車が下落

円安基調から一転して急激な円高に。収益悪化が警戒されて、自動車株が大きく売られました。


〇鉄道が堅調

ディフェンシブ関連となる鉄道は上昇する銘柄あり。上昇率は高くありませんが、全面安の中では目立つ強さ。


〇船は浮く

川崎汽船、商船三井、日本郵船は上昇。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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