ベンチャー企業などが多く預金していた。→コロナ禍で預金額が膨らんだ。→金利上昇で資金調達が難しくなった。→預金を使い始めた。
額が大きいだけに、一気に流動性が失われて資金不足になったようです。
というわけで、サブプライムのときのような貸し過ぎで負債が増えた、というのは全く違いますね。
この特殊性から早めの収束という話もあるのと逆に、新しい時代の破綻問題として大きく波及する、という考え方もあるようです。
これとは別に、景気の話も「底堅い」という説明と「悪化している。」という話が混在していました。どこに着目するかで変わるのでしょうね。
株もドル円も時間外にいったん行き過ぎてますが、戻るのかどうか?
モーサテのマーケット展望。
・ドル円の今週の想定レンジは133.1~137.5円。
モーサテサーベイ(38人回答)による今週末終値予想値は、ひとり137.5円予想がいましたが、他は133円から136円の間に分散していて中央値は134.75円とのことでした。
・日経平均のきょうの想定レンジは27500~27900円。
サーベイの今週終値予想値は、27000円から28400円の間に広く分散していて中央値は27600円とのことでした。
シリコンバレーバンクの問題が尾を引く説と、早期収束説で別れてますね。
途中途中では、すごく行きすぎるようなので、じっくり見極めていきましょう。