投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株大幅安、目先は大荒れか
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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3月10日 金曜日
米国株について
ダウ平均は543ドル安の32254ドルで取引終了。
小高く寄り付いた後は右肩下がりになってしまい、大幅に続落。
〇主要3指数
ダウ平均 1.66%安
ナスダック 2.05%安
S&P500指数 1.85%安
〇ダウ構成銘柄
インテルのみ上昇、他29銘柄は全て下落。
下落率の高い順
JPモルガン・チェース 5.4%安
ウォルグリーン 3.4%安
ウォルト・ディズニー 3.1%安
キャタピラー 3.1%安
ボーイング 2.8%安
〇経済指標
週間新規失業保険申請件数は、21万1000件になりました。
前週より悪化、市場予想よりも悪い。
明日に雇用統計の発表を控えている為、週間ベースの雇用指標による影響は限定的だったと考えています。
〇銀行株への売りが目立つ
地銀の悪材料が大手にも波及。ダウ構成銘柄ではJPモルガン・チェースが5.4%安、ゴールドマン・サックスは2.0%安、他にバンク・オブ・アメリカは6.2%安、シティグループは4.1%安、モルガンスタンレーは3.8%安、ウェルズ・ファーゴは6.1%安と暴落に近い。業種別でも金融が突出した下落率になっています。
〇利上げペースの加速と長期化による売り
先日のパウエル議長による議会証言から、加速と長期化が強く意識されて大きな株売り材料になっています。
〇長期金利が低下するも焼け石に水
長期金利が急低下、最近は金利の上下に一喜一憂しているハイテク株ですが、本日は金利急低下でも全面安。
〇VIX指数急上昇
投資家の恐怖指数とも言われ、値動きの荒さを示すもの。本日は18%上昇しています。
〇下値抵抗突破で見切り売りと失望売り
前日に書いていましたが、32500ドル付近は昨年からの下値抵抗。直近でも一度底打ちしており、また前日も同水準から買い戻される展開でした。
強い下値抵抗を下抜けると、見切り売りと失望売りで下げに拍車がかかる。
本日は右肩下がりで、同水準の抵抗をあっさりと下抜けてしまい下げに拍車がかかりました。
〇大荒れか
3営業日で大きく下げていることから、投資家心理と需給関係は大きく乱れています。また、AIおよびプログラム設定なども混乱。目先は上下共に大荒れかもしれません。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は31800ドルで、上値は32600ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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