デモ銘柄の4902コニカミノルタは1枚買直し[0-1]

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +108.82 @33,153.91, NASDAQ +83.33 @11,590.40, S&P500 +21.27 @4,012.32)。ドル円為替レートは134円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,333に対して、下落銘柄数は441となった。騰落レシオは127.78%。東証プライムの売買代金は3兆339億円。

TOPIX +13 @1,988
日経平均 +349円 @27,453円

次々と発表される米経済指標は依然として事前予想よりも強いものが多く、米利上げの長期化見通しが強まっている。それでも、昨日の米国株式相場は小幅上昇した。

この流れを受けて、本日の日本株全般も反発して始まった。そして、次期日銀総裁候補である植田和夫氏の衆院での所信聴取と質疑応答が現在の金融緩和政策を当面は継続する趣旨の内容だったことが分かると、それを好感して一段高となった。マーケットは金融引き締めに前向きなタカ派的な発言を警戒していたからだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅上げていたので、本日の東京市場でも東京エレクトロンやアドバンテストが上がり、この2銘柄だけで日経平均を160円ほど押し上げた。

日経平均の日足チャートを見ると、前日の陰線に対して長陽線で切り返して「たすき線」を描き、上向きの25日移動平均線の上に再浮上した。これで1月20日以来の保ち合いレンジの中に戻ったが、やや下向きの10日移動平均線の下にまだ沈み込んだままである。2月6日の戻り高値@27,821円を上抜けしない限り下方向へ振れやすい。次期日銀総裁就任がほぼ確実である植田氏は、最初は現在の金融緩和政策を継続するはずだが、必ずどこかで行き過ぎた金融緩和を修正し始めると私は見ている。日経平均が横這いレンジから抜け出せないのはマーケットの大多数もそのように読んでいるからだろうか?但し、日本株全体としてはそのように精彩を欠く動きをシナリオとして見ているが、業績見通しの裏付けのある一部の銘柄は独自の動きをするはずとも見ている。

デモ銘柄の4902コニカミノルタは本日、1枚打診買い(買い直し)をし[0-1]としました。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、電気機器(2位)、不動産(3位)、機械(4位)、陸運(5位)となった。

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