TOPIX -9 @1,978
日経平均 -244円 @27,427円
先週金曜日は米10年長期金利が上昇したためハイテク株を中心に売られてナスダックが下げた。2月14日に発表を控える1月の米消費者物価指数(CPI)は高止まりすると警戒されているからだ。この流れを受けて、本日の東京市場でも、東京エレクトロンなど半導体関連銘柄(米国による先端半導体の対中国輸出規強化)などハイテク株やファーストリテイリングなど値がさ成長株を中心に売りが優勢となった。香港ハンセン指数の下げに影響されて、日経平均の下げ幅は一時400円を超えた。日銀総裁が間もなく植田氏に交代するため、金融緩和政策が早晩修正されるはずだとの思惑から金利上昇期待が高まっている。そのため、銀行株は上昇基調を続けている。
日経平均の日足チャートを見ると、ギャップダウンして寄り付きさらに深く下げた後に切り返して下げ幅を縮小したが、下ひげを引いた陰線で終えた。まだやや上向きの10日移動平均線の下に沈み込んだ。数日以内に10日移動平均線の上に再浮上できないと調整期間が長く深くなる可能性が高まる。
デモ銘柄の4902コニカミノルタは本日全玉を利食い手仕舞い売りして一旦ポジションをゼロとしました。引き続き監視は続けるので、動き出せばまた波に乗ります。4902とは別に優利加塾常時監視銘柄の2つのN株も理由があってこの1カ月ほど勢いが良いです。勿論、買いポジションです。
33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、精密機器(1位)、電気機器(2位)、金属製品(3位)、その他製品(4位)、化学(5位)となった。