優利加さんのブログ

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米国株高よりも円高の方が気になるようだ

昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +265.67@34,156.69, NASDAQ +226.34 @12,113.79, S&P500 +52.92 @4,164.00)。ドル円為替レートは131円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が993に対して、下落銘柄数は744となった。騰落レシオは119.07%。東証プライムの売買代金は2兆7877億円。

TOPIX +1 @1,984
日経平均 -79円 @27,606円

パウエルFRB議長が「ディスインフレ」という強い言葉を使ってインフレの鈍化が始まっているとの認識を改めて示したため、早期利上げ停止の期待が再び高まった。これを受けて主要3株価指数は揃って上げた。外為市場は直ぐに連想ゲームを始めた。早期利上げ停止を通り越して利下げまで織り込みに行き、日米金利差の縮小を連想して、ドル売り・円買いが進み、ドル安・円高へ動いた。

本日の東京株式市場では、米国株高を好感して上がる圧力よりも円高・ドル安を悲観して売る圧力が勝り、戻り待ちの売りも入混じって日経平均は小幅安となった。下げ幅は一時200円を超えたが、下げ渋った。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の「上放れ並べ黒」に続いて、本日は下ひげを引いた陰線で下げた。1月17日以来株価は上向きの10日移動平均線の上で推移しており、反落モードにはまだ転換していない。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、鉄鋼(2位)、繊維製品(3位)、小売り(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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