ピアノ協奏曲第1番 5年2月1日(水)21時43分

堅実さん

知る限りでは、演奏の始めの部分が、これ程華やか曲はない。格調高く優雅に、そして厳かに始まっている。


しかしこの手の曲は、まず人気が無いのが相場である。それは、幾ら格調高く、華やかでも、やはり全体としては、単調なのである。聞いていて、あくびが出るのが当然だろう。


この曲をどこで知ったかというと、昔見た映画の題名が、「チャイフコスキー」だった。今でもそうだが、知識欲にあふれていた。「花のワルツ」とかが、映画の中では有ったが、チャイフコスキーを有名にしたのは、やはりこれだろう。チャイフコスキーと言えば、ピアノ協奏曲第1番である。


 チャイフコスキー ピアノ協奏曲第1番

https://www.youtube.com/watch?v=3ZA_Vt3SQRE   

 

 画面では、女性がピアノ演奏で、ややオーバーに身体を動かして、演奏している。

いろいろな話で知ったのだが、ピアノ演奏で、手を高く上げて演奏するのをよく見る。これは、手を高く上げても上げなくても、演奏自体、変わらないのだけれど、聴衆が、あきないためにそうしているのだそうだ。

 

 考えてみればそうだ。映画とかテレビとかは、目まぐるしく、画面を変わるが、演奏会場は、画面が一つで、変わるのは、演奏者の手の動きだけである。単調な中の変化である。それを、何とか、聴衆を引き付けるための、身体の動さを大きくしているのだそうだ。ここで、女性の手の動きがこれほど、美しいと、思ったのは初めてだ。また、女性がこれほど、美しいものかと、改めて、思った。

 

始めの部分だけでも、どうでしょうか。

 

1 華やかな、第一楽章の後に、どこか不安そうな旋律が流れます。また、たたみかけるようなところも、あります。

2 第2楽章は、最初は、優しい感じから始まりますが、全体を通して、どこか不安定な感じです。いたるところに、不安そうな旋律が流れます。どこか、諦めという感じもします。静かです。

3 第3楽章は、優雅に終わります。第3楽章の、最後は、格調高く終わり、演奏だけではなく、ああこれで、努力した人生がしっかりとして、終ったという印象です。短い人生です。しっかりと、生きたいものです。


全体としては、格調の高い、協奏曲です。これぞ、芸術かという印象です。



 

8件のコメントがあります
1~8件 / 全8件
堅実さん
888ちこ  さんへ

「以前にモーツァルトの曲を麹に聞かせると、麹の出来が良くなる、と耳にしました。それ以来、モーツァルトのファンです^^」

モーツアルトは、ギフテッドというんでしょうね。
生涯に、626でしたっけ、曲を作りました。あまりに作曲数が多いので、ケッヘルという人が、整理番号をつけました。ケッヘル何番なんて、言っております。
モーツアルトの曲は、その滑らかさが、特徴です。川の水が流れるような曲が多いです。

自然界には、不思議なことがあるもんで、麹に美しい曲を聴かせると、その生育が良くなる。これは牛に美しい曲を聴かせると、牛乳の出が多くなるのと似ております。麹も、細胞(菌)で出来ております。人も細胞で出来ております。これも、いずれ、解明されると思います。科学で考えれば、不思議でもないかも、しれません。




こんばんは。

私はモーツァルトが好きです^^
どれでも好きです。
以前にモーツァルトの曲を麹に聞かせると、麹の出来が良くなる、と耳にしました。
それ以来、モーツァルトのファンです^^

麹の出来さえ良くなるのなら、モーツァルトの曲を聞いていると、私にも良い結果があるのではないかと思っている次第なのです^^

堅実さん
コ鉄  さんへ

ビバルデーの「四季」は、よく、4,5月頃に、聞きますね。

「若かりし頃は、マーラーが流行りましたね。CDはカラヤンではなく、バーンスタインのを集めましたか。探せば昭和歌謡とともに出てきますかね。」

私は、どうも、マーラーの曲は、何度か聞いたのですが、どうも、合いません。どうしてなのかと、当時も、思いました。まあ、これは人の癖なんでしょうね。

「お小遣いをためてコンポを秋葉原に買いにいきました。レシーバー、テープデッキ、レコードプレイヤーその後にCDプレイヤーでしたか。」

小生、給料が8万円の時、35万のステレオセットを買いました。独身貴族でした。それは、まだ、ワイヤレスリモコン(今では、普通ですが)で、レコード盤のピックを上げ下げするものでした。ナショナル製品でした。
その時に、四季や、このピアノ協奏曲、ベートーベンの「月光」、シューベルトの「未完成」、モーツアルトの「ハフナー」、前に出した、ドボルザークの「9番」も、聞きました。ヒンランデアは、このみん株のブログでも載せました。

みん株の場合、長いものは、どうかと、躊躇します。みん株には、合わないのでは思っていますので。

「レコードも高かったですね、主にFM放送をカセットテープに録音していました。1980年頃でしたかね。ビデオデッキも出始めた頃でしたかしら。」

小生の若かりし時は、1980年より、10年前で、もっと、高かったです。もう、贅沢品でした。


コ鉄さん
今晩は。堅実さん。
クラシックは親父が好きでしてね。たまに聞くのもいいですね。
私は、やっぱり交響曲がすきですね。壮大ですもの。

定番の「大九」に、堅実さんが紹介された「新世界」。
「四季」もいいですね。

若かりし頃は、マーラーが流行りましたね。
CDはカラヤンではなく、バーンスタインのを集めましたか。
探せば昭和歌謡とともに出てきますかね。

お小遣いをためてコンポを秋葉原に買いにいきました。
レシーバー、テープデッキ、レコードプレイヤーその後に
CDプレイヤーでしたか。

レコードも高かったですね、主にFM放送をカセットテープに
録音していました。1980年頃でしたかね。
ビデオデッキも出始めた頃でしたかしら。

堅実さん
風車の弥吉  さんへ

「クラシック、つまらぬ中にも、美しさ」

堅実さん
ISAY企画 さんへ

そうでしたか。
クラシックに、詳しいとか、詳しくないとかは、どうでもよいのでは。
大切な事は、高きを目指すことでは。数多く聞けば、自然に、その世界で、いろいろ分かってきます。
豊かな、心を求めるなら、やはり、苦労していると、その中から、自然と、見つかるものです。


こんこん。
  
  クラシック しゃれた趣味など おらにない  季楽庵
こんばんは。
私はベトナム復興の時に楽団を支援してました。
クラシックに詳しくないのですが聴くと心が晴れます。
そして戦争などの圧力を音楽で表すと思い支援しまいした。
奏者はベトナムの方達で奏でました。
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