優利加さんのブログ

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「三位一体の相場哲学=株式相場技術」

先週末の米国株式相場は大きく反発した(DJIA +330.93 @33,375.49, NASDAQ +288.17 @11,140.43, S&P500 +73.76 @3,972.61)。ドル円為替レートは129円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,563に対して、下落銘柄数は226となった。騰落レシオは99.48%。東証プライムの売買代金は2兆3190億円。

TOPIX +19 @1,945
日経平均 +353円 @26,906円

先週末の米国株式相場の反発を好感して、本日の日本株全般は大きく続伸した。値がさ株や半導体関連銘柄が大きく上昇して株価指数を引き上げた。日銀が改めて金融緩和政策を継続する姿勢を示したため、外為市場では円安・ドル高圧力が強くなり、日本株相場全体を下支えした。欧米でのインフレが減速しており、欧米諸国の利上げの終着点がある程度見えて来たことで、世界景気が過度に減速する懸念が薄らいで来た。その結果、鉄鋼や機械、化学など景気敏感株が買い戻されている。

日経平均日足チャートを見ると、大きくギャップアップして始まったが、寄り付いてからは一進一退となり、上下にひげを引いた十字線となった。1月18日の長大陽線の高値を終値で上抜け、余裕で下向きの25日移動平均の上に戻った。ただ、傾きは依然として下向きであり、戻り売りで大きく反落しやすい。そうは言っても、株価の方向性を決定するのは、まず企業業績に影響を与えるファンダメンタルズの変化であり、それが株価を動かし、その結果として株価チャートが描かれるという根本原理・原則を忘れてはいけない。

巷に氾濫している株本は、日米(アマゾンで英語版の株本をリサーチした)ともに、(1)ファンダメンタルズ分析だけ、(2)チャート分析だけ、(3)建玉法だけ、が殆どである。どれも役に立つが、生涯現役で有終の美を飾るにはバランスが良くないため「再現性」に疑問符を付けざるを得ない。「生涯現役の株式トレード技術・悟り編」は、ファンダメンタルズ分析(演繹的思考)xチャート分析(帰納的思考)x建玉法(現場の技能)を有機的に統合した「三位一体の相場哲学=株式相場技術」が根底となっている。

デモ銘柄の4902コニカミノルタは本日、つなぎ売り玉をすべて手仕舞いして[0-8]としました。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、機械(2位)、化学(3位)、電気機器(4位)、情報・通信(5位)となった。

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