「日経平均先物売りX銀行株買い」の巻き戻し

優利加さん
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昨日の米国株式相場は休場だった。ドル円為替レートは128円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は反発する銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,366に対して、下落銘柄数は391となった。騰落レシオは95.49%。東証プライムの売買代金は2兆4622億円。

TOPIX +17 @1,903
日経平均 +316円 @26,139円

米国株式市場が休場だったので材料不足気味ではあったが、昨日は円高・ドル安を嫌気して日本株全般は大きく下げたので、本日は円高・ドル安が少しだけ円安・ドル高方向へ動いたため、且つ、前日2日間で日経平均は600円超下げていたため自律反発狙いの買いも入り、株価は反発した。また、今回の金融政策決定会合で日銀の金融政策が引き締め方向に修正されるとの読みから昨年12月20日から、「日経平均先物売りX銀行株買い」という一種のペア・トレーディングが盛に行われてきたが、明日18日の金融政策決定会合の結果を待たずに今日は利益確定のためにその巻き戻しが起ったと考えられる。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日は1月4日安値@25,661円に迫るまで下げたが持ち堪えた後、本日は大陽線で切り返して10日移動平均線の上に再浮上して来た。明日判明する金融政策決定会合の結果次第ではまだ下押しする可能性も残っているが、とりあえず当面の底値を2回確認したと言える。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、輸送用機器(1位)、海運(2位)、電気機器(3位)、不動産(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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