TOPIX +7 @1,908
日経平均 +4円 @26,450円
日本時間の今夜発表される12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比+6.5%と11月分の+7.1%から伸びが鈍化されると予想されており、米10年債利回りは前日の3.61%台から3.54%台へ低下した。これを好感して米主要3株価指数は揃って上昇した。この流れを受けて、本日の日本株は半導体製造装置や電子部品など成長株の一部を中心に買われた。日経平均は一時100円超上げた。ただ、1月17~18日の金融政策決定会合で日銀が金融政策を引き締め方向に修正しそうだという警戒感が高まり日本株相場全体の上値を抑えた。他方、中国経済再開に向けた期待も継続しており、資源株や素材関連株も堅調だった。日銀は金融政策を引き締め方向に舵を切ると予想されているため、金利上昇の恩恵を受ける銀行株は上がり、メガバンクは軒並み年初来高値を更新し、反対に支払い利息の負担が増加する不動産株は下げた。ドル円相場が131円台の円高・ドル安方向に動いたため自動車関連株は売られた。
日経平均の日足チャートを見ると、3日続伸したが、本日は短陰線で終えた。チャートを見る限り、下向きの25日移動平均線辺りまでは上値抵抗線になりそうなものは特に見当たらない。当面は米国の金融政策と日銀の金融政策を巡る思惑次第で上にも下にも大きく動くと気を引き締めておきたい。
デモ銘柄のコニカミノルタ4902は、本日、玉を久しぶりに動かしました。つなぎ売り玉すべてを手仕舞いすると同時に2枚買い乗せして[0-8]としました。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、非鉄金属(2位)、保険(3位)、鉱業(4位)、鉄鋼(5位)となった。