日本株は前日と似たような展開

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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12月21日 水曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、180円安の26387円で取引終了。

売り先行で300円ほど下げますが、10時過ぎから大口買いが連発すると前日値を回復。後場は一転して売り込まれるも、26400円まで下げると全く動かないまま5日続落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は3兆7191億円、出来高は17億7960万株。

値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は1387、変わらずは51銘柄でした。


〇業種別ランキング

6業種が上昇、27業種が下落

上昇率の高い順

銀行、海運、空運、小売、情報・通信


下落率の高い順

輸送用機器、不動産、電気機器、ガラス・土石、金属


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は58、値下がり銘柄数は161、変わらずは6銘柄でした。

上昇率の高い順

三井住友FG 4.1%高

三菱UFJフィナンシャルG 3.9%高

三井住友トラストHD 3.2%高

りそなHD 3.0%高

川崎汽船 3.0%高


下落率の高い順

日野自動車 5.0%安

東京建物 4.7%安

フジクラ 4.6%安

東急不動産HD 3.9%安

三井不動産 3.8%安


〇前日と似たような展開

前日は、金融政策決定会合の結果を受けて株は大幅安、為替は急激な円高、長期金利は急上昇しました。

急激な円高で企業の想定為替レート(平均)を大きく下回り、業績悪化懸念で自動車など輸出関連株を中心に幅広く売られました。長期金利の急上昇で恩恵を受ける銀行と保険が大幅高。一方で、調達資金コストの増加が懸念され不動産は大幅安。


本日も長期金利は上昇基調、ドル円相場も戻らず。

本日のドル円相場は、深夜に1ドル130円半ばまで下落した後は戻り基調となり、朝の131円半ばから132円を回復。それでも円高による業績悪化懸念および株安への不安は拭えず、本日も自動車株は全て下落。輸送用機器は下落率トップでした。


金利上昇の恩恵を受ける銀行と保険は本日も上昇。共に買いが先行するも、上げ幅を縮小させる銘柄多数あり。それでも銀行の上昇率は高く、日経平均採用銘柄の上位を占めています。業種別でも銀行が上昇率トップで、保険は6位でした。


〇為替による損失補てんの株売り

これだけ急激な円高になると、大損する投資家も増えます。この損を埋める為に、含み益の出ている株売りも増えているはず。


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