デモ銘柄の4902コニカミノルタは売り乗せして[4-4]

優利加さん
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昨日の米国株式相場は総じて下げた(DJIA -194.76 @34,395.01, NASDAQ +14.45 @11,482.45, S&P500 -3.54 @4,076.57)。ドル円為替レートは135円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が167に対して、下落銘柄数は1,637となった。騰落レシオは101.56%。東証プライムの売買代金は3兆1716億円。

TOPIX -32 @1,954
日経平均 -448円 @27,778円

米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の製造業景況感指数が49.0に低下し、好不況の分水嶺である50.0を割り込んだ。これを受けて景気減速懸念からダウ工業株30種平均は下落し、東京市場でも売り優勢となった。米国の景気減速懸念が高まると米長期金利は低下し、それがドル保有の魅力を下げるためドル安・円高に繋がる。これが短期的に為替レートを動かす力を説明する「アセット・アプローチ理論」である。理論通りドル円相場が1ドル=135円台前半の円高水準となったことも重なり、日経平均は大幅下落した。日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。日本時間の今晩には11月の米雇用統計の発表を控えているため、大引けにかけて買戻しも入って下げ幅をやや縮小した。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップダウンして始まった後さらに下げて短い下ひげを引いた陰線で終えた。終値で上向きの25日移動平均線を割り込んだ。25日移動平均線を割り込むのは10月24日以来初めてのことである。数日以内に25日移動平均線を回復できれば元の上昇トレンドに復帰したとみなせるが、数日経っても25日移動平均線を回復できない場合は、少なくとも短期調整局面に入った可能性が高いと考える。

デモ銘柄の4902コニカミノルタは、本日、3枚売り乗せして[4-4](4ヤリ4カイ)として利益確保のため蓋をしました。業績見通しが改善している中、信用買い残高が急減する一方、信用売り残高が急増しているため、株価は先高感が強いです。それでも一直線に上げることは稀で、時折調整してくれた方が上昇トレンドがより持続するので買い方にとっては好都合です。それでもどこまで調整するかは事前には分からないので売り玉も適度に混ぜておく方が精神安定上良いです。

株式投資・トレードは真夜中の地図の無い山道をラジオの「天気予報」(=ファンダメンタルズの変化)と「ヘッドライトの灯り」(=株価チャート)だけを頼りに先へ先へ車を運転するような行為です。ほとんどの個人投資家は天気予報もチェックせず、ヘッドライトも点灯させず数百メートル先の道路を常にまっすぐだと決めつけて暗闇の中を走っているからすぐに崖から転落するのです。安全に生涯現役で走り続けるためには運転技術(=生涯現役の株式トレード技術)が必要なのです。

33業種すべてが下落する全面安となった。下落率トップ5は、医薬品(1位)、不動産(2位)、卸売り(3位)、精密機器(4位)、繊維製品(5位)となった。

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