今後のFOMCでの大幅利上げの見通しが後退したので・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続した(DJIA +95.96 @34,194.06, NASDAQ +110.91 @11,285.32, S&P500 +23.68 @4,027.26)。ドル円為替レートは138円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,534に対して、下落銘柄数は248となった。騰落レシオは124.00%となった。東証プライムの売買代金は3兆3349億円。

TOPIX +24 @2,019
日経平均 +267円 @28,383円 

11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨が公表され、その中でメンバーの大半が利上げ幅の縮小が間もなく適切になると述べており利上げ減速の可能性が示されていた。これにより12月及び2023年度に入ってからのFOMCでの大幅利上げの見通しが後退した。その結果、10年物米長期金利は3.75%から3.69%へ低下した。これが好感され、米主要3株価指数は続伸した。この流れを受けて、本日の東京株式市場でも幅広い銘柄が買い優勢となった。日経平均の上げ幅は一時380円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、続伸して11月11日の戻り高値@28,329円を終値で上抜けた。ただ、上ひげを引いたほぼ寄引同事線なので寄り付き後の上値は重かった。9月13日の戻り高値@28,659円を上抜けできるかどうかに注目したい。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、卸売り(2位)、銀行(3位)、保険(4位)、その他金融(5位)となった。

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