TOPIX +41 @1,978
日経平均 +817円 @28,264円
10月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸び(前年比+7.7%<前月の+8.2%、事前予想の+8.0%)となり、インフレのピークアウト期待が高まった。その結果、次回の利上げは0.75%ではなく0.50%へ縮小されるとの見方が有力となった。これに反応して米主要3株価指数は爆上げともいえるほど急上昇した。米10年債利回りは前日の4.15%台から3.81%台へ急低下し、ドル円為替レートも1日で5円も円高・ドル安となった。この流れを受けて、本日の日本株も大きく上昇する銘柄が多かった。
日経平均の日足チャートを見ると、長大陽線で上昇して9月13日の戻り高値@28,659円を目指す動きとなった。本日の高値@28,329円は3月25日戻り高値@28,338円と6月9日戻り高値@28,389円とほぼ並んだ。米長期金利がピークアウトしたとの見方がこのまま支配的になって行けば、株価は一段高も期待できるが、1回の消費者物価指数の統計だけでFRBが政策判断を変えるはずがないのでまだ予断を許さない。
デモ銘柄のK株は動きが鈍くなってきたので本日すべてのポジションを一旦手仕舞いして利益確定しました。動き出したらまた波乗りします。トレード期間は約40日、平均ポジション残高は約150万円、ピークポジション残高は約250万円、利益確定額は約45万円でした。銘柄はどこにでもありそうな東証プライムの平凡な株です。
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、電気機器(1位)、サービス(2位)、化学(3位)、ゴム製品(4位)、精密機器(5位)となった。