TOPIX -13 @1,937
日経平均 -270円 @27,446円
米国中間選挙で野党共和党が当初予想されたほど優勢ではなく、選挙結果を巡る不透明感が強まった。与党民主党は上院、下院共に予想外に善戦している。また、仮想通貨大手のバイナンスの経営不振が報道され、ビットコインなどの暗号資産が直近安値を更新してリスク回避に傾く動きが強まった。米国株安を受けて、本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。日経平均の下げ幅は一時340円を超えた。
日経平均の日足チャートを見ると、窓を空けて下げて上向きの10日移動平均線を再び割り込んだ。但し、ローソク足は下ひげを引いたほぼ寄引同事線であり、寄り付き後はさらに下値を売り込もうという動きはなかった。
33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、石油・石炭(2位)、輸送用機器(3位)、鉄鋼(4位)、鉱業(5位)となった。