TOPIX -7 @1,899
日経平均 -240円 @27,105円
米国株式相場は高安まちまちとなった。第3四半期のGDP速報値が予想を上回ったことは良かったが,
アップルを除くGAFAMの決算が芳しくなかったため大きく売られた。そのためナスダックが大きく下げた。この流れを受けて、本日の東京市場でもハイテク株を中心に売りが優勢となった。今日は売買代金が大きく膨らんだが、TOPIX型運用のリバランスのための売買があったためである。
日経平均の日足チャートを見ると、続落して10日移動平均線を終値で僅かに割り込んだ。しかし、ローソク足は上下に長いひげを引いた十字線となり、売り急ごうという兆候は出ていない。現在の市場関係者の最大の関心事は、11月1~2日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で12月の利上げペースの鈍化を示唆するかどうかである。足元の米国株式相場は利上げペース鈍化を織り込んでいるため、もし、結果が反対なら反動で急落もありうる。
33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、精密機器(2位)、鉱業(3位)、非鉄金属(4位)、電気機器(5位)となった。