11月1~2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果次第

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +194.17 @32,033.28, NASDAQ -178.32 @10,792.67, S&P500 -23.30 @3,807.30)。ドル円為替レートは146円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が598に対して、下落銘柄数は1,170となった。騰落レシオは90.96%。東証プライムの売買代金は5兆7689億円となった。

TOPIX -7 @1,899
日経平均 -240円 @27,105円

米国株式相場は高安まちまちとなった。第3四半期のGDP速報値が予想を上回ったことは良かったが,
アップルを除くGAFAMの決算が芳しくなかったため大きく売られた。そのためナスダックが大きく下げた。この流れを受けて、本日の東京市場でもハイテク株を中心に売りが優勢となった。今日は売買代金が大きく膨らんだが、TOPIX型運用のリバランスのための売買があったためである。

日経平均の日足チャートを見ると、続落して10日移動平均線を終値で僅かに割り込んだ。しかし、ローソク足は上下に長いひげを引いた十字線となり、売り急ごうという兆候は出ていない。現在の市場関係者の最大の関心事は、11月1~2日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で12月の利上げペースの鈍化を示唆するかどうかである。足元の米国株式相場は利上げペース鈍化を織り込んでいるため、もし、結果が反対なら反動で急落もありうる。

33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、精密機器(2位)、鉱業(3位)、非鉄金属(4位)、電気機器(5位)となった。

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