堅実さんのブログ
宮本武蔵 4年10月28日(金)19時53分
この映画は、5部作である。毎年1作ずつ作っていった。原作は「吉川英治」である。吉川英治は、貧しくて、小学校しか出ていなかった。何かの謝恩会(宴会)で、吉川は、小学校の先生をお呼びして、こう言った。
「私には、呼べる先生は、この人だけしか、おりません。先生、来てくださって、ありがとうございました。」周りの人から、すすり泣きが起こる。本当に、よいスピーチとは、美辞麗句などいらない。心のこもった、言葉だけでよい。
「萬屋錦之介生誕90年/『宮本武蔵』全5部作予告編(原版フィルム4Kスキャン版)一挙」東映京都俳優部サイドメニュー特別篇
https://www.youtube.com/watch?v=752POIcGPKc
この映画は、1960年頃からの作品である。当時のフイルムを、デジタル化したものである。
予告編であるが、結構面白い。1作、1作、丁寧に作ってあることがわかる。注意すると、映画「ベンハー」の戦車レースの入場場面の音楽が、流れている。(5分55秒後)
小生、高校時代に、この吉川英治の「宮本武蔵」を読んでみた。武蔵は剣を通して、自らを高めることがわかる。
実は、小生には、その後の人生に、この宮本武蔵が大きく影響している。栄治の様に「世の中の全ての人が、我が師なり」という生き方が、宮本武蔵では剣を通して、一つの目標に向かって、一生連続している。
小生も、武蔵を習って、世の中、全てが勉強の材料である。己の生き方は、それは狭いけれど、試行錯誤しながら、真理は何か、どうなっているのかになっている。
今は、株式で、どこまでやれるかになっている。ここには、技術と忍耐が必要である。
(小生、この5部作の映画を、27歳の頃、お正月に見ました。)
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堅実さん2022/10/28 20:41堅実です考えれば、宮本武蔵は、一人の人物を、2人に分けたとも言えます。一人は、武蔵。もう一人は又八。片方は、己を高めるために生き、もう片方は、人生につまずき、女の色香に溺れ、ただ環境に流されて生きる男。こう、見て見ると、また面白いことに気が付きます。
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風車の弥吉さん2022/10/29 11:30こんこん。血けむりの 京都一条寺 下り松 季楽庵巌流島 後の武蔵に 興味あり 季楽庵
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堅実さん2022/10/29 12:48風車の弥吉 さんへ「下り松、ここで初めて、二刀流」武蔵は、ここで、初めて、二刀流を使いました。「巌流島、後の武蔵は、不明なり」巌流島の決闘の後、10年以上、武蔵の足跡は、消えています。小説「その後の武蔵」では、相変わらず、各地を放浪する武蔵です。また、これは、自民党の細川前総理の「わたしの履歴書」(日経新聞)によりますと、細川家の資料ですが、巌流島では、小次郎は、武蔵に額を打たれて死んだのではなく、気を失った。そして、気を取り直したので、細川家の家臣が、寄ってたかって、小次郎を、めった刺しで、殺したとあります。この時、武蔵は船で逃げませんでした。