まず、政府日銀の介入については、ひとつ問題があります。
日米金利差からドル高円安の動きは当然なのに、介入の可能性を話してしまったことです。
口先介入と呼ばれていましたが、それは本当に投機的にドル高に振れすぎている、ということならよいでしょうけど、現状は投機がなくてもドル高ですから、これを「介入する」と言い切ってしまったら、別の方向の投機を煽っているかのようになってしまいますね。
言わなかったらどうなったか、てのは疑問があるかもしれないですが、そこには「そうなると具合が悪い」という日銀の都合が見えて、ちとみっともないです。
そして、介入について詳細を話せないのは、たとえば13兆円分のドル売りをするとドルが5円下がる、とかだいたいの計算が出来てしまうらしいので、そんな予見を市場に与えるわけにはいきませんよね。国ぐるみの為替操作になってしまいます。
さて、次に自分のことですが、51%の確率なら半々より全然違うと言われるトレードの世界で、9割がたなりそう、なんて有り得ないくらいの状態です。そこまで分かっているなら、もうちょっとスマートな参戦方法があったでしょうに、「機会を逸したくない」「人より先に、余計に稼ぎたい」などの欲が出てしまって、ポジション作るのが早すぎました。
もっと冷静に判断しないといけませんね。