日本の心を映した映画とでも、言いましょうか。小豆島の小学校に自転車で女の先生が、赴任しました。そこでの12人の子供と先生の、戦前、戦後を通しての物語りです。歌は倍賞千恵子の花辺の歌です。先生役は、高峰秀子です。
浜辺の歌 ♪倍賞千恵子
https://www.youtube.com/watch?v=zEK-d6UN2pU
内容は、日本のどこにでも、あるような出来事です。小生、これは名作だと思います。小学生の時、青年団が映画会をしたと思います。姉が、さかんに、二十四の瞳、二十四の瞳と、言っておりました。
場面は修学旅行の船の中です。この修学旅行に行けない、一人の女子児童がおります。家が食堂で、手伝いで行けないのです。先生(高峰秀子)が、心配して食堂に来ましたが、忙しくて、話すことが出来ませんでした。
その児童は、岸壁から、修学旅行の船を見て、泣き出すシーンは、なんとも切ないものです。
戦後、教え子が、先生の家に集まりましたが、全員、集まりません。戦死したもの、盲目になったもの。それぞれの、過去が、ありました。
それと、倍賞千恵子の歌は、いつも美しいと思います。くせのない、澄んだ声です。