米景気指数の悪化を好感して株は大幅高(笑)!

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +765.38 @29,490.89, NASDAQ +239.82 @10,815.43, S&P500 +92.81 @3,678.43)。ドル円為替レートは144円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,777に対して、下落銘柄数は52となった。騰落レシオは84.60%。東証プライムの売買代金は3兆2293億円。

TOPIX +59 @1,907
日経平均 +776円 @26,992円

9月の米サプライマネジメント(ISM)製造業景況感指数が市場予想の52.0を下回り50.9へ低下した。景気減速を示す内容なので本来は株安要因になるはずだが、今はある程度の景気減速が望ましく、インフレの低下とそれに伴う米金融引き締め政策のペースダウンが期待され、米長期金利の上昇も一服感が出てきたため米国株は大幅高となった。原油先物相場(WTI)が反発しているため、採算が良くなることを見越して総合商社が入っている卸売り、鉱業、石油・石炭銘柄の上昇が目立った。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップアップして始まりさらに上昇して長陽線で終え、下向きの10日移動平均線を上抜けた。強い悪材料があって短期間で深く下げてから反発する時、一旦力強く反発した後に再度下げて直前の安値の底固さを試しに行くことがよくあるので楽観は禁物である。今年6月20日から7月1日のように。9月7日安値@27,268円が目先の上値抵抗線として意識される。

さて、デモ銘柄のK株は1枚買い増しすると同時にアンテナとしての反対玉も1枚建てました。その結果、ポジションは「1-4」となりました。

33業種すべてが上昇した。上昇率トップ5は、卸売り(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、精密機器(4位)、情報・通信(5位)となった。

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