「切り込み線」が出たので明日も反発しそう

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は大きく下落した(DJIA -500.10 @28,725.51, NASDAQ -161.89 @10,575.62, S&P500 -54.85 @3,585.62)。ドル円為替レートは144円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が893に対して、下落銘柄数は883となった。騰落レシオは78.15%。東証プライムの売買代金は2兆9121億円。

TOPIX +12 @1,848
日経平均 +279円 @26,216円

米国株は大幅続落したため、本日の前場は売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、先週金曜日までに日経平均は大きく下げ続けて25日移動平均線乖離率はマイナス6.0%まで拡大していたため、自律反発狙いから次第に足元で売られてきた半導体、自動車、海運などを中心に買戻しが優勢となった。

日経平均の日足チャートを見ると、6月20日安値@25,520円にほとんどワンタッチする25,621円までザラバで下げた。しかし、下ひげを引きながら大きく切り返して長陽線で終え、前日の長陰線の実体の半分以上を取り戻す「切り込み線」となった。この線は強い下げ渋りのメッセージである。日本時間の今夜のうちによほど大きな悪材料が追加で出てこない限り、明日の日本株は反発するはずである。

さて、デモ銘柄のK株はつなぎ売りの2枚を買戻し、1枚買い増しをしました。その結果、現在のポジションは「0-3」となりました。下げでも利益確定しつつ、このまま反発し始めれば上げでもすぐに利益が出てきます。また下げたら同じことを延々と繰り返すのみです。我々は相場の流れをコントロールできませんが、その流れにどのような「相場哲学」でどのように「適切に反応する」かは自分の意志で決めることができます。これが優利加流波乗りの極意であり、相手がどのような太刀筋で切り付けて来ても、最終的には必ず勝てる「円月殺法音無しの構え」の真骨頂です。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、輸送用機器(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、ゴム製品(5位)となった。

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