株式投資は、実弾こそ飛んでこないが、札束で殴りあいをしているのと同じだ。
高値圏では、もう株価が上がらない---上昇の余地がないように思えても、買い残が増えていく。
底値圏では、2円とか3円上がれば、直ぐ売り残が増える。
正に1円から2円の利鞘(りざや)を狙っているように思える。
株式投資とは、弱い者いじめと同じだと、教えられたことがある。
戦いである以上、負けてはならないのだ。
ライフルや拳銃の実弾射撃をしたことがある。
機関銃も撃ったことがある。
機関銃は本当に怖い。
弾丸が、どこに当たっているか、どこを飛んでいるのかがわかる。
5発に1発の割合で、曳光弾(えいこうだん)という弾丸が、光りながら、飛んでいる弾の位置を教えてくれるのだ。
だから、ライフルのように照準を合わせなくても、機関銃の銃口を目標物に、おおまかに、合わせて、引き金を引くだけで、命中するのだ。
機関銃を撃つと、振動が激しいので、両手でしっかり握っていないといけない。
その弾丸は、ライフルのそれよりも、サイズが大きいのだ。だから、命中すれば被害甚大だ。狙われば、逃れられない。
戦争になれば、勝たなければならない。
株式投資でも、損失を出しては意味がない。
ある時、気がついた。
株式投資は、「管理」を上手くすることによって「利益」が出ると。
家計でも、管理の巧拙(こうせつ)によって貯蓄額に大きな差が出る。
今、EXCEL(えくせる)の家計簿が上手く機能している。もう1年5ヶ月も使っている。初めは、皆と同じような機能の家計簿だった。少しずつ改善をしてきた。
株式投資で「管理」を上手になる。
自分の財布にお金がいくらあるのか---欲しい銘柄が買えるのか、買うためには、どう資金を管理すればいいのかが直ぐわかれば、株式投資が上手くいくと思った。
EXCELを、株式投資にも活用することにした。何度も何度も作り直しをして証券口座用専用に合うように改善をしている。
証券口座を一戸の家庭のように考えて、家計簿のような仕組みを作ることにした。
株式投資でも、利益を出すには、Tool ( ツール 道具) が必要だと思った。
誰でも使っているもので、いいので、工夫をしてみるのもいいかも??