日本株、上出来の中に垣間見える波乱要因

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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8月31日 水曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、104円安の28091円で取引終了。

欧米株安を受けて売りが先行するも、下げ幅縮小。後場は全く動かず僅かに反落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は3兆2722億円、出来高は13億3218万株。

値上がり銘柄数は599、値下がり銘柄数は1161、変わらずは76銘柄でした。


〇業種別ランキング

9業種が上昇、24業種が下落

上昇率の高い順

空運、保険、陸運、サービス、ガラス・土石


下落率の高い順

鉱業、石油・石炭、卸売、海運、鉄鋼


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は78、値下がり銘柄数は137、変わらずは10銘柄でした。

上昇率の高い順

(9009)京成電鉄 3.7%高

(3099)三越伊勢丹HD 2.9%高

(7211)三菱自動車工業 2.9%高

(8795)T&Dホールディングス 2.9%高

(7205)日野自働車 2.4%高


下落率の高い順

(1605)INPEX 3.5%安

(5020)ENEOSホールディングス 3.0%安

(3103)ユニチカ 2.9%安

(5631)日本製鋼所 2.9%安

(8031)三井物産 2.8%安


〇米国株による影響

ダウ平均 0.96%安

ナスダック 1.12%安

S&P500指数 1.10%安


3指数揃っての大幅安は、日本株にマイナス材料。


鉱業、石油・石炭にマイナス材料

米国株では11業種全てが下落。その中でも、エネルギーが大きく売られています。突出した下落率になっていることから、日本の鉱業、石油・石炭にマイナス材料。前日に大きく買われていたので、利益確定売りのきっかけに。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.88%安

ドイツ(DAX) 0.53%高

フランス(CAC) 0.19%安


ドイツは上昇しましたが、欧州市場は全面安。この展開も日本株にマイナス材料。


〇下げ幅縮小

欧米株安を受けて売り先行。取引開始直後に300円近く下げますが、すぐに買い戻されて下げ幅縮小。前場は100円ほどの上下を繰り返しますが、後場は全く動かず。


〇上出来の中に垣間見える波乱要因

欧米株安、とくに米国株は1%前後の大きな下落。それでも日経平均は0.37%安なので上出来だと思いました。但し、耐えているだけに、下げが止まらないようだと見切り売りと失望売りが下げに拍車をかける危険あり。


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