日興のS&P500-ETFの為替ヘッジなしの日次NAV騰落率は、為替ヘッジなしの騰落率と為替騰落率を合算したものとほとんど等しくなるはずです。
両ETFの株式部分については、親ファンドが同じ。少しの現金部分と為替ヘッジが異なるのみです。外貨建て資産に対する為替ヘッジ比率は100%に近いので、両ETFの騰落率の差の多くを、為替騰落率で説明できます。
実際、横軸をヘッジなしETFのNAV騰落率、縦軸をヘッジありETFの騰落率と為替騰落率を合算したものとして、グラフにプロットすると、ほぼ一直線に並びます。
ところが、NAVをiNAVに置きかえてみると、様子がまるで違います。グラフを作るほどのデータ蓄積はありませんので、どんなグラフになるかはわかりませんが、騰落率のペアが、直線から外れることが多くなっています。