NY弱いながらも反発

[映画ずきのしんちゃんさん]

2日の日経平均は、７８６３．６９（ー５３３．５３）と再び大幅な下げ。 商いが薄い中で、大引けにかけて先物主導で８０００円を割る展開となった。水準としては転換線７９６２を割り込んだが、ほぼ下値のトレンドラインの上で終わっている。日足のＲＣＩはあたまを丸めているものの、ＭＡＣＤはまだシグナルの上で、週足のＲＣＩはまだ上昇していて、このあたりで反転すれば、まだ戻りの過程といえるものの、これからさらに下げると、戻りは崩れて最安値をふたたび試す展開になってしまう。ボリンジャーでも、水平になっているバンドのマイナスσ７９０７近辺で、下にふれる限界である。

しかしNYは弱いながら多少戻していている。８４１９．０９（＋２７０．００）となった。急落のあとの反発としてはものたりないが、この環境で崩落にならなかっただけでも評価すべきだろう。

経済指標はどれもこれ以上ないほど悪く、ビッグスリーの破綻の可能性も依然とりざたされているが、それ自体は新しい材料ではなく、直近の下落はどうやら需給の要因が大きいといわれているので、東京も下げ止まることを期待したい。