終戦記念日反戦歌戦争を知らない子供達

太平洋戦争以降、日本人にとっては戦争を意識する機会は随分と減りました。
そして、日本人の戦争体験者が少なく成り戦争の悲惨を語り継ぐ方も減り平和ボケの日本人が増えました。

しかしベトナム戦争や湾岸戦争、さらには2022年のロシアとウクライナの争いなど、いまだに世界中で争いは絶えません。
戦争反対への気持ちを込手掛けてきた反戦歌が有ります。ベトナム戦争時に出来た「花は何処へ行った」は有名な反戦歌です。ベトナム戦争に反対して徴兵にも反対して出来たと聞きます。
日本にも反戦歌は有ります。その一つに「戦争を知らない子供達」が有りますが多くの子供達は知らないでしょうね。
同じ反戦歌でも「花は何処へ行った」と「戦争を知らない子供達」では全然違います。「花は何処へ行った」は現実に起きているベトナム戦争を反対しそして、徴兵されるかも知れない恐怖から出来ました。
一方「戦争を知らない子供達」は全く戦争も無い徴兵制度も無い日本人が安全な場所で作った反戦歌です。
この年代は学生運動で反戦や日米安全保障条約反対運動をしていた年代です。
皮肉な事に反対運動をしていた日米安全保障条約で今日の平和が有ります。
憲法9条があったからと言うが憲法9条で戦争しないで良かったは余りにも平和ボケです。

戦争の恐ろしさやむごさ、関わった人たちの悲しみ、二度と過ちを起こしてはいけないという決意など、平和に向けてのさまざまな感情が込められたのが反戦歌です。平和を願う気持ちは同じでも体験から出来た反戦歌と安全な場所で出来た反戦歌とは重みが違います。
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