11月米ISM製造業景況感指数さらに下落、26年ぶり低水準

kuma_kuroiwaさん
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 米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した11月のISM製造業景況感指数は、前月より2.7ポイント下がり36.2となった。1982年5月以来、26年ぶりの低水準で、好不況の分かれ目である50を4カ月連続で割り込んだ。 項目別では「新規受注」が4.3ポイント減の27.9と、12カ月連続で悪化した。金融危機の余波で企業が人員削減を進める中、「雇用」も4カ月連続で低下。製造業の景況感悪化に伴い企業が雇用を圧縮、消費市場が冷え込む悪循環に陥っている。 原油価格の下落などにより、「価格」は25.5と11.5ポイント下落、1949年以来の低水準だった。業種別では景況感が改善したのは衣料品と製紙業界のみ。家電や化学品、食料品など幅広い産業で不透明感が増している。
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