自律反発狙いの買いが優勢

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -192.51 @30,981.33, NASDAQ -107.87 @11,264.73, S&P500 -35.63 @3,818.80)。ドル円為替レートは137円台前半の前日比円安高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,217に対して、下落銘柄数は535となった。騰落レシオは91.86%。東証プライムの売買代金は2兆665億円。

TOPIX +6 @1,889
日経平均 +141円 @26,479円

米国株式相場は続落したが、日経平均は昨日大きく下げていたので本日は自律反発狙いの買いが優勢となった。コロナ禍後の経済再開を期待して空運や百貨店などに買いが入った。今夜、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているので上値を追う動きは限定的だった。

日経平均の日足チャートを見ると、ギリギリ10日移動平均線の上に再浮上したため、直前の安値を当面の底値と見なすことができ、底打ちは確認できる。問題はこれからどれだけ早く、どれだけ高く反発できるかであるが、それはどれだけ早く米国のインフレ率が天井打ちして米FRBの金融引き締めの終わりが見えてくるか次第だろう。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、電機・ガス(1位)、空運(2位)、パルプ・紙(3位)、サービス(4位)、輸送用機器(5位)となった。

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