参議院議員選挙、自民党が単独過半数を確保したことで株高

優利加さん
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先週末の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -46.40 @31,338.15, NASDAQ +13.96 @11,635.31, S&P500 -3.24 @3,899.38)。ドル円為替レートは137円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,624に対して、下落銘柄数は189となった。騰落レシオは101.26%。東証プライムの売買代金は2兆6522億円。

TOPIX +27 @1,915
日経平均 +295円 @26,812円

参議院議員選挙の開票結果、自民党が単独過半数を確保したことで岸田文雄首相の政権が安定して、金融・経済政策に力をいれることができるとの期待感が高まり、株価を押し上げた。24年ぶりに1ドル=137円台まで円安・ドル高が進んだため、自動車や機械など輸出関連銘柄が買われた。日経平均の上げ幅は前場で一時500円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、上下に長めのひげを引いた短陰線で終えたが、終値では25日移動平均線、60日移動平均線の上に再浮上した。ただ、目先の上値抵抗線である6月28日の戻り高値@27,062円にザラバではワンタッチしたが、上値では戻り売り圧力が強く、押し戻された。一両日中にこの上値抵抗線を明確に上抜けできるかどうかに注目している。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップは、医薬品(1位)、精密機器(2位)、陸運(3位)、その他金融(4位)、保険(5位)となった。

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