TOPIX +27 @1,915
日経平均 +295円 @26,812円
参議院議員選挙の開票結果、自民党が単独過半数を確保したことで岸田文雄首相の政権が安定して、金融・経済政策に力をいれることができるとの期待感が高まり、株価を押し上げた。24年ぶりに1ドル=137円台まで円安・ドル高が進んだため、自動車や機械など輸出関連銘柄が買われた。日経平均の上げ幅は前場で一時500円を超えた。
日経平均の日足チャートを見ると、上下に長めのひげを引いた短陰線で終えたが、終値では25日移動平均線、60日移動平均線の上に再浮上した。ただ、目先の上値抵抗線である6月28日の戻り高値@27,062円にザラバではワンタッチしたが、上値では戻り売り圧力が強く、押し戻された。一両日中にこの上値抵抗線を明確に上抜けできるかどうかに注目している。
33業種中31業種が上げた。上昇率トップは、医薬品(1位)、精密機器(2位)、陸運(3位)、その他金融(4位)、保険(5位)となった。