6月のFOMC議事録要旨がタカ派的ではなかったことに安堵して

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅上昇した(DJIA +69.86 @31,037.68,  NASDAQ +39.62 @11,361.85, S&P500 +13.69 @3,845.08)。ドル円為替レートは135円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,380に対して、下落銘柄数は403となった。騰落レシオは97.10%。東証プライムの売買代金は2兆9922億円。

TOPIX +26 @1,882
日経平均 +383円 @26,491円

6月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨が発表された。マーケットが警戒していたような積極的な引き締めをしようと言う内容ではなく、パルエル議長のこれまでの発言に沿ったものだったっため、株式市場は一先ず安堵した。日本株の立会時間中に米株価指数先物が上昇すると日本株もこれに反応して上昇した。日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、下ひげを引いてはいるが長陽線で反発し、終値でほぼ横ばいの10日移動平均線の上に浮上した。このまま反発を続けると数日以内に下向きの25日移動平均線にぶつかるが、これを一気に上抜けできれば6月28日の戻り高値@27,062円が次の目標となる。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、電気機器(2位)、輸送用機器(3位)、食料品(4位)、繊維製品(5位)となった。

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