投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はトレンド転換か二番底形成か先読みするのが難しい
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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7月1日 金曜日
米国株について
ダウ平均は253ドル安の30775ドルで取引終了。
取引開始直後に600ドル近く下げますが、お昼過ぎには50ドル安まで下げ幅縮小。その後は再び売り込まれて253ドル安。
〇主要3指数
ダウ平均 0.82%安
ナスダック 1.33%安
S&P500指数 0.88%安
〇ダウ構成銘柄
8銘柄が上昇、22銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
トラベラーズ 2.0%高
P&G 1.1%高
ハネウェル 0.3%高
IBM 0.3%高
インテル 0.3%高
下落率の高い順
ウォルグリーン 7.2%安
セールスフォース 3.2%安
キャタピラー 2.5%安
JPモルガン・チェース 2.3%安
ゴールドマン・サックス 2.0%安
〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は、23万1000件になりました。
前回(23万3000件、修正)から少し改善、市場予想とほぼ一致。
・5月の個人消費支出は、前月比+0.2%になりました。
4月から大幅に低下、市場予想を下回っています。
・5月の個人所得は、前月比+0.5%になりました。
4月から横ばい。市場予想と一致。
〇下がると買うが、上値は追わず
取引開始直後に600ドルほど下落して、30500ドルを割り込みました。直近高値から1000ドル下落したことで旺盛な押し目買いが入り、お昼過ぎには50ドル安まで下げ幅縮小。押し目買い意欲を感じる展開でしたが、午後は軟調に推移。下がると買うが、上値追いは慎重になる投資家が多かった印象。
〇迷いの十字線
ローソク足は、ほぼ寄り引け同時線。投資家心理の迷いを示す「迷いの十字線」ともよばれ、まさに本日の投資家心理を示しています。
経験則を過信するのは危険ですが、大きなトレンド(上昇または下落)中に出現すると「相場の転換点」になることが多いので、大きく下げたところで出現した今回は上昇への転換点になる可能性あり。
〇二番底(ダブルボトム)が警戒される
前回安値が30000ドル。上昇後に二番底をつけることも多いので、30000ドルまでの下落を警戒する投資家は増えているはず。これは手控えと手仕舞いにつながります。
〇先読みするのが難しい
上昇の可能性がある迷いの十字線、一方で二番底も警戒される状況なので、先読みするのが難しいと思っています。
〇S&P500指数の下落率
上半期としては1970年以来最大の下落率。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は30300ドルで、上値は31100ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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