かれこれ半年ほど経過した。
突然に、両足指の爪の生え際が、赤黒く変色しだした。
靴を買い換えたばかりなので、その影響もあると考えられるが、
今さらながらの医薬品アレルギーとも考えられる。
このまま足指の色が黒くなり出したら、
ひょっとして糖尿病性の壊疽かも知れないとも思われた。
(このところ、また太りだしていたので)
悩んでいても仕方がないので、
取りあえず、エフィナコナゾールを中止、
足指の皮がボロボロになっていたので保湿剤(レシピオ乳液)を塗って様子を見た。
保湿剤を塗った直後はつややかになるが、一晩たつと皮膚が乾いて
またボロボロの皮膚が表面化する。
しかし、皮膚の色はかなり改善されてきた。
やはり、薬品のアレルギーなのだろうか。
一週間ほど経過して、これはもしかして、
爪白癬がエフィナコナゾールで死滅しそうになり、
外部に逃走して、ブレイクした症状なのかも知れないと妄想してみた。
たしかに、ボロボロに剥けた皮膚は、
かつて踵にあったかゆくない白癬菌症状にも見える。
そこで、市販のラノコナゾール軟膏(ピロエースZ)をボロボロに剥けた足指に塗ってみた。
これはかつて踵の白癬菌治療に用いたもので、2週間ほどで完治を体験した、
市販薬ではもっとも効き目の良いと思われる白癬菌治療薬。
しかも軟膏なので、保湿力に優れ、広がりもイイ。ただしベトつく。
驚いたことに、一発で足指の皮膚症状が改善したように見える。
一晩、どころか一日たっても、皮膚はツヤツヤのまんまだ。
その効果は、あまりにも短時間なので、軟膏基剤の保湿効果が大きいように思える。
今のところは。
不思議なもので、こうして綺麗に見える足指を視ていると、
その短く切っておくよう皮膚科医から指導された爪が、
真っ黄色で分厚かった状態から、ピンク色で薄くなった爪に、
まではまだほど遠いが、かなり改善されたように見える。
もう、このまま治りそうな雰囲気がある。
というわけで、表題に書いたように、
爪白癬が絶滅しそうになって、外部に脱走したという妄想は、
ホントウなのかも知れない。
因みに、適応外だが足裏のタコにもエフィナコナゾールを塗ってみて、
ネットで市販されている形成外科医が使用するという「スクラッチ」という器具を使って風呂上がりに削り続けてきたのだが、こちらも、ほとんど治りかかっている。
何十年も痛い思いをしてきたのが、恨めしいくらいだ。
あと1~2週間ほど、ラノコナゾール軟膏を塗ってみてから、
エフィナコナゾールを爪に再使用してみるつもりだ。
これが、薬品アレルギーなのかどうか、確認する必要がある。
このときにアレルギーが否定されたのなら、先の妄想の可能性が高まる。
また再発防止のため、しばらく塗布を続け根治を目指す必要がある。