NY、GLOBEXの大幅高もNKは鈍い動き。
売買高が今年最低となり、2兆円割れは13日連続。
インドのテロもあったが、こんなに商いが低調では25日線を抜く力はない。
トヨタに続きパナソニックまでがあっと驚く減額修正を発表した。純益が3100億円の予想から300億円へ90%もの減額。トヨタ、パナソニックなど日本の基幹産業の落ち込みは日本経済全体に波及する。
昨日までに発表された決算を基に算出されたNKのPERは14.0倍と割安感がなくなった。ちなみに米国は10.2倍、中国が14.4倍。パナソニックのような優良企業まで影響が及んでくるとPERはさらに悪化する一方だ。
NYも戻り高値を付けた可能性がある。PUT/CALLレシオがピークアウトした感じ。
NYの今週の上げは「弱気相場の一時的上昇」のように空売りしていた投資家が買い戻しを余儀なくされたものとの指摘あり。
NKの一目均衡表も遅行線が10/22から始まった急落場面に近づいてきた。
買い材料は「政策」のみ。あのBIG3も救済される雰囲気だがそこで「材料出尽くし」になる恐れあり。