またまた人生観のような脱線ネタを考えておりましたが、
それはちょっとおいといて、ここはやはり株と為替の
ことを考えておきましょう。
先週末のアメリカの雇用統計は、鈍化すれば、過熱感が去り、
インフレも金利上昇も一服するでしょう、という前評判とは
逆の結果になったようですね。
木曜のADPとは異なる方向だったのでしょうか。
となると、来週のFOMCでのインフレ抑制のため0.5%利上げ
を現在織り込み中ということになりましょうか。
ところが、これ自体は世の中が状況を楽観視しはじめる
前の状態と同じなので、今週はことさらに負のトレンドが進む、
とは思えないのです。
つまり、ドル円は一気に131円付近にまで行ったことで行き過ぎ、
株価はすでに調整済みからの反発の手が若干緩んだ、という
ところではないでしょうか。