日経平均は上値抵抗になっていた27000円を完全に突破

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月30日 月曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、587円高の27369円で取引終了。

前週末の欧米株大幅高を受けて、日経平均も右肩上がり。600円ほど上昇すると上値重くなりますが、最後まで売り込まれることなく高値を維持。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は4兆3018億円、出来高は16億8174万株。

値上がり銘柄数は1551、値下がり銘柄数は253、変わらずは32銘柄でした。


〇業種別ランキング

30業種が上昇、3業種が下落

上昇率の高い順

サービス、電気機器、機械、その他製品、化学


下落率の高い順

海運、電気・ガス、保険


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は36、変わらずは2銘柄でした。

上昇率の高い順

(6098)リクルートHD 6.6%高

(6506)安川電機 6.5%高

(6367)ダイキン工業 6.5%高

(6645)オムロン 5.4%高

(4751)サイバーエージェント 5.2%高


下落率の高い順

(9101)日本郵船 3.3%安

(9104)商船三井 3.1%安

(9501)東京電力HD 2.8%安

(3086)J.フロント リテイリング 2.4%安

(6472)NTN 2.2%安


〇米国株による影響

ダウ平均 1.76%高

ナスダック 3.33%高

S&P500指数 2.47%高


これだけ大きく上昇すれば、日本株に大きなプラス材料。底打ちから大きな上昇トレンドになっていますので、安値に対する警戒感が大きく後退。これは日本株にとって大きな安心感。


電気機器に大きなプラス材料

ハイテク比率の高いナスダックは3日続伸で3%を超える大幅高。安値更新に対する警戒感が大きく後退していることから、日本の電気機器に大きなプラス材料。


アップル関連株に大きなプラス材料

ダウ構成銘柄ではアップルが4%を超える大幅高で上昇率トップ。140ドル付近で6営業日揉み合った後に上放れて大幅高。先高感高まる状況は、日本のアップル関連株に大きなプラス材料。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.27%高

ドイツ(DAX) 1.62%高

フランス(CAC) 1.64%高


3市場揃って続伸。ドイツとフランスは大幅高。この展開も日本株にプラス材料。


〇米国株は3連休

欧米株の大幅高は大きなプラス材料。また、週明けの米国株はメモリアルデーの祝日で休場になることから、本日の日本株では米国株下落に対する警戒がありません。この安心感もプラス材料。


〇持たざるリスク

今までは、27000円付近で上値の重い展開になっていますが、米国株がこれほど上昇してくると「日本株の先高感」も意識されるようになるはず。他人のお金を預かって運用している機関投資家は、先の株高に乗せられない「持たざるリスク」を回避するため、買ってきたかもしれません。


〇大幅高

日経平均は上値抵抗になっていた27000円を完全に突破、およそ1ヶ月ぶりの高値水準。東証1部の84%が上昇しています。

同じ日に3銘柄を買い付けていましたが、そのうち2銘柄が日経平均上昇率トップ5に入りました。


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