ウクライナの悲劇は100年以上前から


多くの犠牲者を出しながらもウクライナはなぜ「絶対に降伏しない」のか?
背景には “トラウマ”にもなっているウクライナの歴史がありました。理由の1つ目が「旧ソ連時代の“飢餓”」です。

1932年~33年に起きたホロドモール。ホロドは「飢え」モールは「疫病」を意味します。これによって、約400万人が死亡したとされています。
ただ飢餓で命を落とした訳ではなく、“ジェノサイド”「大量虐殺」があったと言われています。

なぜこのような事態になってしまったのでしょうか?
当時、1930年代というのは世界的に大恐慌、不況でした。そんな中、ロシアは経済発展を遂げていました。なぜ、ロシアが発展を遂げられていたのか?
そこには、ロシアが、ウクライナなどでとれた農作物を強制的に徴収して、それを諸外国に輸出し、外貨を得ていたという背景があります。“強制的”ということで、ウクライナの人にとっては、自分たちが食べる分をも取られて、命が奪われていきました。

さらに、人々が飢えて亡くなるまでに“強制的に食糧を奪った方法”も非常に残酷なものでした。
そうしたウクライナの歴史も調べないで無責任に白旗上げ降伏せよと言う人はこの時代に於いても奴隷化を願うのか?
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