日経平均は小安かったが上昇銘柄の方が多かった

優利加さん
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昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +191.66 @32,120.28, NASDAQ +170.29 @11,434.74, S&P500 +37.25 @3,978.73)。ドル円為替レートは127円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,036に対して、下落銘柄数は718となった。騰落レシオは92.22%。東証プライムの売買代金は2兆7142億円。

TOPIX +1 @1,878
日経平均 -73円 @26,605円

米連邦準備制度理事会(FRB)が5月に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。事前の想定の範囲内だったことで、米株式相場は上げた。しかし、米国半導体大手のエヌビディアが発表した5~7月期の売上見通しが市場予想を下回ったため、米国時間の時間外取引で大幅下落した。これを受けて、日経平均は高く始まったが東京エレクトロンとアドバンテストが大きく下げ、この2銘柄だけで日経平均を約70円押し下げた。この2銘柄の下げが無ければ、前日比ほぼ変わらずだった。円安進行が一服しているため、海外投資家から見たドル換算日経平均の割安度が低下してきたこともあり、外国人の買いが減少している。

日経平均の日足チャートを見ると、長い上ひげを引いた短陰線で終わり、やや下向きとなった26日および60日移動平均線の下に沈み込んだ。売り圧力の方がやや優勢となってきた。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、陸運(2位)、輸送用機器(3位)、ゴム製品(4位)、不動産(5位)となった。

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