リーマンショックが起こった2008年9月17日に記録した「12」を更新しました。
(同日のVIX指数は36.22で、同年10月に過去最高値の89.53まで上昇)
これは投資家の不安心理がリーマンショック級であることを物語っています。
折しも米国株は8週連続の下落となり
こちらも1932年の世界大恐慌以来、実に90年ぶりの記録となりました。
また、ブラックロックによると(5/18)
これほど先行きが見透せない相場環境は今まで経験したことがなく
買い手不在で売りが売りを呼ぶ状況が何時終わるか見当が付かないとのこと。
従って今の段階で値頃感から買い向かうのはリスクが大きく
方向性が見え始めるまでは短期リバ狙いに徹するのが賢明だと考えています。
では何を方向性の指標にすればいいか?
勿論景気対策や経済指標、或いは要人の発言などは重要ですが
それ以上に需給の変化(投資家心理の変化)を注視すべきだと思います。
そこで話を「恐怖貪欲指数」に戻しますが
一般的に恐怖貪欲指数が25を下回れば買い、75を上回れば売りと言われます。
しかしリーマンショック時に相場が底を打ったのは
同指数が「12」を記録した半年後の3月で、指数は「28」に上昇していました。
無論今の相場が同様の経過を辿るとは考えていませんが
私自身は改善の兆しがはっきり見えるまで「買いたい病」と闘いますw