シティの国有化は本当によかったのか

manmonomoneyさん
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本日は米シティバンクの救済策の発表を好感し、日経平均株価は前日比413円(5.2%)上昇しました。
ただ、この救済を素直に喜べないのは私だけか。確かに米政府はこれ以上銀行はつぶさないと断言しています。その結果救済することは筋が通っています。時価総額の200億ドルを大幅に上回る450億ドルもの公的資金が注入されます。実質、シティは国有化されることになります。
しかし、この救済で懸念されるのがモラル・ハザードの発生です。仮に経営責任を問われずに救済されるとなると、リスクを取ったもん勝ちになるのではないでしょうか。リスクのツケ(損失)は最終的に米国民に留まらず、世界各国で背負うことになります。
今後はビッグ3についても救済することになるでしょう。250億ドルの資金は何か理由をつけて用意するはずです。こうなると、金融機関だけでなく、大企業は救われ、中小企業は散っていく様相が目に浮かびます。
せめて、救済するとしてもビッグ3をビッグ1にし、経営幹部はすべて引責辞任してもらい、再建するための監督部署を設けて進捗状況を定期的に国民に公表することぐらいはしてほしい。堅実に誠実に再建策に取り組んでほしいものです。
2件のコメントがあります
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コメントありがとうございます。
米国は公的資金の注入により、財政赤字は格段に増えます。さらに、FRBのバランスシートはリーマンショック以来2倍以上に膨張しています。資金注入で再建できれば何とか面目は保てるのですが、損失が予想を超え別の意味でのバブルがはじけると、ドルは大暴落し基軸通貨どころか米国そのものが失墜することになるでしょう。
今回に限らず、バブル崩壊時には全てを一斉に開示し国民の理解を得てから対策を講じる方がいいのではないかと思います。各国政府はほんとに国民のことを考えているのか、ふと疑問に思います。
こんばんは。
これで資金注入が終わりならいいのですが、、、
追加注入や、新たな注入先が増えて国の信用リスクが出るのが心配です。
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