FDRと金キャリー取り引き 2008年11月25日
これはうわさのようなものだが、「米国政府はSEC(米証券取引委員会)とFDIC(米連邦預金保険公社)を統合して金融統制に当たることになりそうだ。これに、もしかしたらFRBも組み入れられるかもしれない。この統合機関を大恐慌期の当時の大統領にちなんで「FDR」といわれている。」らしい。
「NY連銀が保有量3万トンのうち半分以上の金地金をリース市場に貸し出していることで、GSを中心とするファンド勢が超低利で借り受けてロコ・ロンドンで空売りすれば、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)3カ月物が一時5%で推移していたのだから難なく利益を得られる。典型的な金キャリー取引である。」これもうわさの世界です。
この手のうわさはそこらじゅうで言われていますが、誰も確かめようがない。
米政府のやっていることですから、50年経てば公表されるでしょう。
政治の世界のドロドロしたことが金融に影響していることは確かなようだ。ロシアの存在がどうも大きくなってきている。金も実需が逼迫してきているのに、値下がりつづけた理由のひとつに上げられている。今のうちに買いの推奨が出るか?政治がらみでどうもそうと読めない。強いドルとこれは相反するようです。資源株が下がっているので鉱山株を買い占める動きが加速しそうです