投資歴20年のmasaさんのブログ

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米国株は底打ちする可能性が高まっている印象

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月20日 金曜日


米国株について

ダウ平均は236ドル安の31253ドルで取引終了。

売り先行の後は上下を繰り返しながら下げ幅縮小。取引終了1時間前に前日値を回復しますが、引けにかけて売り込まれ続落。


〇主要3指数

ダウ平均 0.75%安

ナスダック 0.26%安

S&P500指数 0.58%安


〇ダウ構成銘柄

6銘柄が上昇、24銘柄が下落しました。

上昇率の高い順

ユナイテッドヘルス 1.5%高

ボーイング 1.3%高

ホームデポ 0.9%高

ゴールドマンサックス 0.5%高

ベライゾン 0.4%高


下落率の高い順

シスコシステムズ 13.7%安

トラベラーズ 2.9%安

ウォルマート 2.7%安

ナイキ 2.7%安

IBM 2.5%安


〇経済指標

・週間新規失業保険申請件数は2万1000人の増加。

前回から増加、市場予想を上回っています。

申請件数の増加は雇用悪化を示します。


・5月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は+2.6になりました。

4月から大幅に悪化、市場予想を大きく下回っています。


・4月の中古住宅販売件数は561万戸。

3月から減少、市場予想を下回っています。


・4月の景気先行指数は前月比-0.3%になりました。

3月から低下、市場予想を下回っています。


〇押し目買いで戻すも引けにかけて失速

経済指標は全て悪化したものの、売り先行の後は上下を繰り返しながら下げ幅縮小。取引終了1時間前には前日値を回復するところがありました。


前日に今年最大の下げ幅となる1210ドルも下げていたことから、押し目買いが入っています。しかし、前日値を回復したところで大きな売りが出ると236ドル安まで下げ幅拡大。


〇迷いの十字線が出現

始値(31262ドル)と終値(31253ドル)がほぼ同じで、上下のヒゲもほぼ同じ長さのローソク足を十字線と言います。投資家の迷いを示すものですが、相場が大きなトレンドの時(上下どちらかの方へ傾いている時)に出現すると相場の転換点になることがあります。今は下落トレンドで大幅安になっていることから、底打ちシグナルかもしれません。


〇前日に書いていた経験則です

上下共に経験則通りの展開(およその値幅で書いています)


4月にダブルトップを形成後、2000ドル下落。その後1000ドル上昇しますが、翌営業日に1000ドル下落。


そこから更に1000ドル下落(合計2000ドル下落)したところで底打ち、3営業日で1000ドル上昇しますが、本日1000ドル下落。


このように、2000ドル下落すると1000ドル上昇しますが、すぐに1000ドル下落する展開が連続で続いています。本日1164ドルも下げるとは想定外でしたが、これまでの経験則をみれば「ありえる展開」でした。


前回の経験則通りなら更に1000ドル下落

上記しました高値から2000ドルの下落という経験則を踏まえると、あと1000ドル下落した30500ドル付近まで下げるかもしれません。 30000ドルはとても大きな節目で強い抵抗になりますから、その一歩手前で買い付ける投資家が増えるはず。


ダブルボトム(二番底)

大きく下げましたが、前回底打ちした水準まで一気に下落したことで(大きな売りが出たことで売り圧力が低下)、ダブルボトムを形成する可能性もあり。経験則では、ダブルボトム形成後は強含み。


ダブルボトム後の上昇は個別銘柄でもよくあるパターンです。日本の個別銘柄でもよくあります。

----- ここまでが前日に書いていたことです -----


〇一旦底を打つ可能性は高まっている

上記しました通り、大きな節目で強い抵抗になる30000ドル、その手前30500ドル付近まで下げるかもしれませんが、一旦底を打つ可能性は高まっていると予想。見方をかえれば、あと700ドルから1200ドルほどで底を打つと思えば、悲観的になる必要は無し。700ドルから1200ドルというのは大きな下落ですが、4月中旬からの下落トレンドで大きな下げは経験済み。少し乱暴な言い方をすれば、前日のような1000ドル超の下落があと1回あれば底を打つ。


そもそも、そこまで下げないかもしれません。

今の状況でも押し目買い機運が高まっていることから、いつ底打ちしてもおかしくないと思っています。


〇目先の下値抵抗と上値抵抗

下値は30500ドルで、上値は31900ドルになると考えています。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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