原油高で関連銘柄は賑わったが・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +26.76 @32,223.42, NASDAQ -142.21 @11,662.79, S&P500 -15.88 @4,008.01)。ドル円為替レートは129円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方がが多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,019に対して、下落銘柄数は760となった。騰落レシオ84.96%。東証プライムの売買代金は2兆8190億円。

TOPIX +3 @1,867
日経平均 +113円 @26,660円

米国株は高安まちまちとなり方向感がなかったが、原油高となりINPEXやENEOSなどの関連銘柄や三井金属や丸紅などの資源関連銘柄が買われた。また、中国・上海市が6月にも都市封鎖(ロック)を解除する方針を示したことで、経済活動の正常化が期待されて株価を下支えした。上海総合指数も香港ハンセン指数も堅調だった。他方、米国のインフレ懸念は依然として高く、未だに米長期金利の天井の目途が立たず、株式相場は慎重な姿勢を続けている。

日経平均の日足チャートを見ると、陽線となり終値では高くなったが、高値で比べると今日の高値は昨日の高値を超えていない。昨日に続き、25日移動平均線と10日移動平均線にちょうど挟まれる位置にある。

33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、海運(2位)、石油・石炭(3位)、その他製品(4位)、ゴム製品(5位)となった。

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