TOPIX -22 @1,892
日経平均 -465円 @25,749円
米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことでインフレ圧力の高まりを抑え込むためにさらに利上げが行われるとの懸念が高まり、米株式市場では主要3指数が揃って下落した。株式相場は長期金利の上昇に怯えている。この流れを受けて、本日の東京市場ではハイテク成長株を中心に売られ、日経平均は一時500円を超える下げ幅となった。ソフトバンクグループとファーストリテイリングが大幅安となり、この2銘柄だけで日経平均を177円押し下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、ギャップダウンで始まりさらに下げ幅を拡大して陰線で終えた。一昨日のトンボの下値を僅かに下回った。順張り建玉法の場合、10日移動平均線の傾きが少なくとも水平になり株価がその上に浮上しない限り下げ止まったと仮判断することすらできない。それでも逆張り建玉法ならラチェットをかけながらやることは可能である。
33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、情報・通信(1位)、サービス(2位)、水産・農林(3位)、医薬品(4位)、小売り(5位)となった。